Wolf's Note -LEGEND OF RAJAS-

*Legend of* *Rajas* 　―Fortune favors the brave―	著　Wolf_Man
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パティス・パティスタ・サンデリーク

パティスタ　AGE20　AEX-ランクAaa（重力系）
〔本名：パティス・パティスタ・アルベルティ〕
冷静、沈着、残酷さを兼ね備えるＥＣＳ麾下エスト最強のイントルーダー
アーク能力値には幾つかのカテゴリーが存在するが、全ての項目で特Aランクをもつのは彼女だけである。また、幼い頃ある事情からサンデリーク司祭に預けられ、今ではエストの勤務かたわら率先して司祭を手伝う孝行な一面もあり、トルテを妹のように可愛いがっている。
彼女の義父フレデリック准将は、ファーデイ・テイトの恩師であり、『プロジェクト・シータ』の幹部のひとりであったが、ある事件をきっかけにプロジェクトから彼女を奪い秘密裏にサンデリーク司祭に預けるが、直後、消息を絶つ。

ディ・アンジェ

アンジェ　AGE18　AEX-ランクAa1（風系）
〔本名：アンジュリア・グラウス・ド・ファリーナ〕
彼女は、統合政府、マルドゥーク連合の両政府に属さぬ、皇族統治（絶対王制主義）国家「ファリーナ王国」の第３皇女である。
この国は小国ながら他の二国と同等、あるいはそれ以上の政治的権力をもつ。
性格は、冷静、沈着ではあるが、少々気が強く短気で突っ走りやすい。しかし実はかなり繊細でナイーブな一面もある。彼女は兄弟たちの確執や皇族国家権力に疑念を抱いており、名目上、修行の一環としてエストへ志願する。コンプレックスをもつ彼女自らが、国の話をすることは滅多にない。
ちなみに能力はパティスタに次ぐランクだが、回復系が少し弱い、ただし、剣、槍、体術は、全部隊中トップクラスである、中でもフェンシングは世界レベルである。
パティスタとは、唯一の良き友人である。兄はガセル・グラウス・ド・ファリーナ。

アンティトルテ

トルテ　AGE16　AEX－ランクAa2（雷系）
〔本名：アンティトルテ・フォン・ベネディクト〕
統合軍最高司令官ベネディクト提督の孫娘にあたる彼女は、物心ついたときからイントルーダーとして覚醒。
これにより家族の態度が一変する。６歳でジュニアハイスクールの寄宿舎へ追いやられるが、１０歳でカレッジを卒業、11歳で博士号を取得。翌年、消息不明。
四年後、パティスタの推薦でエストへ配属。ちなみに父は統合宇宙軍艦隊指令である。頭は切れるがかなりの楽観主義者。「終わりよければ全て良し」が、彼女の信条。ちょっと抜けてるところもあり、妙なところで負けず嫌い、かなりのメカオタ
能力は特Aランク中の並、しかし、潜在能力はパティスタに匹敵する。射撃、回復、フィールド系が得意。普段は年相応に遊びまくっている様子。肌は黒人ほどではないが鮮やかな褐色である。

ジュノ

ジュノ　年齢能力一切不詳　（聖系）
パティスタ（リスティル）とラグナドール（エスメラルダ)が３０００年振りに出逢った時、エスメラルダの記憶に残る、豹変する以前のリスティルの劣性遺伝子とパティスタの中の思考（良きリスティルを含む）が融合し、パティスタから分離してひとつの人格を放出してしまう（本当はパティスタごとエスメラルダと融合するはずなのだが、彼女の中の豹変したリスティルがこれを拒んだため分離した）。
この放出された意識は肉体を持たなかった為、エスメラルダの内部でナノテクノロジーにより人的に創り出される。少しずつだが人間味を持ち始める。
まぁ言うところの人型ロボットだよ。

ファーデイ・テイト

ファーデイ　AGE 32　EX-ランクAa3
地上、宇宙軍共に輝かしい軍歴をもち、若くして少佐でありながら、やはりイントルーダーであることで退役を悩んでいるところをエスト設立時にブキャナン本部長によりスカウトされる。
彼の率いる部隊はエストの中でも特筆しており、全部隊中最強にして最悪の被害結果を招くことも多々ある為、通称『 Calamity Witches 』（災難を呼ぶ魔女達）として恐れられている。さらに三人の家柄もからみ上層部ではかなり手を厄いている様子、現に命令は全てファーデイを通して行われ、間違っても彼女らと直接話すことはない。
彼は人望も厚く能力も平均以上である。すぐに怒鳴る癖と人情に厚く涙もろいところもありながら、たった一人の娘メイスン・テイトをこよなく愛する良き父でもある。パティスタがまだ幼い頃に出逢う。父はフレデリック・ラーグ准将（訳あって名字は違う）

レイニー・アーヴァンベルク　７世

レイニー/ドール・マイスター
シュヴァイツェル１世の直系の子孫であり、現マーベリック（マーベラーズ）の総帥。（総帥といっても元老院たちの指揮下にある）
国民からの信頼も絶大で、能力も群を抜いている。『シータ』の末裔、ラグナドールはリグライア。
《シュヴァイツェル・アーヴァンベルク1世》
約２５０年前、コロニーの一画でシータという少女から生まれる。後のスペースノイドの英雄となる男。
ベルセロガ大戦を完全勝利に終わらせ、新境地を求め地球圏をでる。

エリヌース・パティンソン

エリヌース　AGE22　ドール・マイスター
レイニー・アーヴァンベルクに次ぐ実力の持ち主で、冷静、沈着にすべての実務をこなす側近（近衛）である。実務に関しては冷酷この上ないが、一般市民にはとても表情が和らぐ、特に子供達に見せる笑顔は士官の想像を絶するものがある。それ故、兵隊や民衆からの信頼も厚く高感度も高い。
自他共に認める程レイニーを慕う。
ちなみに、マーベリックたちはアステロイドベルトに位置するワームホールに進入した期間、地球よりも遅い時間軸を過ごしている。

クロムウェル・スキャラベリ

クロムウェル　AGE 24　EX-Aaa(システムレダ発動時)
アセアン協和同盟理事国、大日本帝國の愚連部隊、通称『ゾディアック隊』の主要メンバー、RFスタッドの開発時からのパイロットでもある。
後にパティスタを変豹させる一因となる？

ちなみに「ゾディアック（zodiac）」とは王道十二宮の意。