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『ジュノとエスメラルダ』

★☆★ちなみに着ているものは、近未来型の浴衣である★☆★

JUNO
「ラグナドールを破壊することはまず不可能でしょう、仮に破壊できた場合… 
それはコアの消失を意味しますが、その場合Mクラスの超新星爆発と同規模の重力場(波)を生みます。太陽系は収縮しすべてのバランスを失い生物は死滅するでしょう
 では、どう戦えばよいかというと、今の科学力では一時的に機能を麻痺させるのが精一杯です。
 方法は周囲の遺伝子に大きな影響を与えるトランスポゾン(転移遺伝子)を注入する事です、このトランスポゾンはイナフ生命体とラグナドールにも存在しますが、人類のものとは大きく異なり、多大な副作用をもたらします。
 しかし相手もすぐに免疫システムを構築するでしょうから、ピコ秒単位で形状とパルスを変換できるようにします」

「そんなことが出来るのか?」

「すでにエスメラルダの内部で細胞粘膜は完成しています、あとはすべての弾薬に合成するだけです。もちろん免疫システムも完成済みです」


これはラグナドールの申子であるジュノだからこその発想と転換である。


―『Legend of Rajas』 Episode 6 より抜粋 ―


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