Original Novel 『-LEGEND OF RAJAS-』                                   物語は、人類創世から宇宙終焉までの神話をバックボーンに近未来の三人の少女たちが織り成す冒険活劇である。                                 

 
Legend of mythology  ―世界の神話―

著 Wolf_Man

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ムー帝国:Mu

《発祥年代》

約5万年以上前、別名クイの国:クイランド(マヤ文明の崇拝する女神マヤの生地の意)
約1万2000年前、大陸下のガス・チェンバーにより大陥没し消滅。人口:6千4百万人
世界中に点在するムー帝国の末裔たち(米、インド、インドシナ、太平洋周辺からエジプト等)は、失われた母国への愛惜の念をいろいろな形で表現し、記念として残している。
3:ムー帝国を象徴する数字

『ラ・ムー』

天帝の代理者。ムー帝国の帝王であり最高の神官でもある賢者。ラ=太陽

『ムー大陸』

三つの大陸に分かれており、南方系にナガ人、北方系にウイグル人とに分かれる


 

『オシリスとセト』

アトランティスに生まれムー本国のナーカル大学に留学し、教師の資格を得て帰国してから神官長として子弟に教育を授けた
非常に人望があって国王に推されたが、弟セトがこれを妬んで殺してしまった
後に、古代マヤ帝国の神官の子トトがその教えをエジプトにもたらした
エジプトの古文書パピルスより、オシリスが生まれたのは約2万年前〜1万8千年前

『関係文献』:ムー大陸没落を語ったと思われる文献

「トロアノ古写本」マヤ文明:大英博物館所蔵
「コルテシアヌス古写本」マヤ文明:スペイン、マドリッド国立博物館所蔵
「チラム・バラムの書」マヤ文明(ユカタン半島)
「チマルポポクの法典」アステカの古典
「ポポル・ブー」グァテマラのキチェ族
「ラサ記録」インド:チベット
「ラマ・ナーヤ」ヒンドゥー教
その他:ペルーやブラジルのインディオの伝説や石碑(モノリス)

『種族』

白人・黄色人・黒人・褐色人を含む十種類以上の民族から成り立っていたが、指導的立場にあった白い皮膚をして赤い髪をした種族である

『卍:スワスチカ』

いわゆる“まんじ形”は一般に幸運のしるしと考えられている
世界を通じて古代人たちに好まれた表象(シンボル)であるカ 《ス》は善、《ワスチ》は存在、《カ》は幸運の意味
仏教の真理を示す象徴としても用いられるが、本来は“四大原動力”の働きを示す表象である

『聖なる七都市』

ムー帝国には宗教と学問の中心となる都市が七つ存在した
これを“七つの聖都市”と称したが、植民地でも好んでこれをなぞらった
アトランティスも同様の都市を持っていたし、古代インドにも七つのリシ(聖なる都市)があった
プエブロ・インディアンではシボラの七都市といった

『聖なる霊感の書』

ムー帝国の古典(絵文字)
この中で、古代人は霊魂こそ真の生命と考え、体は仮の姿と考えていた
人は死んでも、霊魂は母なる大地に帰り、またほかの姿をかりて復活すると考えた
ムー大陸は最初の人間が現れた土地であり、従って真の生命が初めて生まれた所でもあった
人間はムーという生命の木に実った果実であった。果実は実って地に落ちてもその種は時がくれば再び芽生えてくるという
この頃の宗教には、犠牲やいけにえという概念は存在しなかった

『ギリシア文字』(カラ・マヤ語:世界中の言語の原型)

紀元前403年、文法学者たちがアテネのアルファベットを配列し直してできた文字
マヤ語を起源とするばかりでなく、 配列そのものがムー大陸の崩壊を物語る一編の叙事詩である

Alpha・α(アルファ):カラ・マヤ語で重い・破れる・水
Beta・β(ベータ):歩く・場所・平原
Gamma・γ(ガンマ): 受ける・母・大地
Delta・δ(デルタ):深い・底・所
Epsilon・ε(イプシロン):ふさぐ・角立てる・旋風
Zeta・ζ(ゼータ):打つ・所・場所他
Eta・η(エータ):ともに・水
Theta・θ(シータ):ひろがる・水
Iota・ι(イオタ):生き動くものすべて・場所
Kappa・κ(カッパ): 沈殿物・破れる・妨げる
Lambda・λ(ラムダ):沈む・行く・場所
≪解説≫
『水はあふれて平原にひろがり、さまざまの障害物が積み重なった。大地は水とともに裂けた。
水は生きて動くものすべてをおおい、 地盤は崩れて、ムー大陸は沈んだ。
わずかに頂のみが水面に残り、荒れ狂うつむじ風は次第に冷たくなっていった。
谷間があった所は深淵となり、冷たい水がよどんだ。泥は集まって提のように盛り上がった。
口が開き、そこから水蒸気や火山の沈殿物が噴き上がった』

『ナーカル碑文』

インドで発見された古代ナガ人の表象(シンボル)と文字によってつづられた粘土板
ナーカルとはヒンドゥー教の古代言語のひとつ「聖なる兄弟」と呼ばれる“本国”から各植民地へ布教のために派遣された宣教師たちの間で用いられた特殊な言葉
粘土板(タブレット)に記されていた

『ナラヤナ』

七つの頭を持つ蛇。「ナラ」は神聖、「ヤナ」は万物の創造者を意味する

『ポリネシア諸島』

言い伝えによる一説
『時の流れの陰に、隠された暗黒の部分がある
今、我々が文明と呼んでいるもの、それはその闇の中から生まれて来たものなのだ』
ここの住民たちは、文明人によって発見されるまで外界から切り離されて暮らしていたにも関わらず、古くから自分たちだけの間で伝えてきた伝説口碑が、文明社会で用いられてきた旧約聖書や新約聖書の内容と非常に酷似している

『マイオーとサイス:ムー帝国の末裔』

ムー本国を出発した移民団は、二通りのコースをとった
ひとつは今から約1万3千年前、アジア大陸・ビルマ・インド・ バビロニアを経由して、ナイル上流を中心にアフリカ北東部に住みついた、この植民地をマイオーと呼んだ
もうひとつの一団は約1万6千年前、アメリカ大陸・古代マヤ帝国・アトランティス帝国を経て、ナイル河口に近い三角州地帯に住みついた、この植民地をサイスと名付けた
この二つの種族により、後に東方崇拝(太陽:ラー)と西方崇拝(オシリス)に分かれる
他方、古代エジプト人たちは昔陸続きであったブリテンを「神の国:アトランティスの名残り」として崇拝していたという説もある

『メキシコの石板』

ナーカルの粘土板より少なくとも一万年後に、アメリカ大陸で作られたもの

『四大原動力』

「初め宇宙はすべて混沌として、闇にとざされ、物音一つしなかった。 やがて創造神は世界をつくろうと思い、かの“四大原動力”に命じて、宇宙に秩序と法則を打ち樹てようとした。 秩序と法則が打ち樹てられたとき、神の意志と命令通りに天地創造は成し遂げられた」
この“四大原動力”を、古代人たちはそれぞれ自分たちの言葉によって呼んだ
例:“聖なる四” “四大王” “宇宙の四大柱” “四人の魔人” “四人の悪鬼” “天の四大柱”

世界の四大原動力

・古代マヤの四鬼―南:カン・バカブ(黄色い鬼)、東:チャク・バカブ(赤い鬼)、北:サク・バカブ(白い鬼)、西:エク・バカブ(黒い鬼)
・エジプト(アメンティの四鬼)―東:アムセット、西:ハプ、北:テソートムフ、南:カブセヌフ
・古代カルデア人―人面の雄牛:キド・アラップ、人頭のライオン:ラマス、天国によく似た:ウスター、鷲の頭を持つ:ナチツグを四方向に配した
・インド―東:天の王インドラ、西:水の神バルーナ、北:富の神ルーベラ、南:死の審判官ヤーマ
・中国―東の山:タイ・ツオン、西の山:サイン・ホウ、北の山:チエン・シ、南の山:ホウ・コワン
・中国と日本の四神、四獣―東を青竜(青龍)、南を朱鳥(朱雀:すざく)、西は白虎(びゃっこ)、北を玄武(げんぶ、亀と蛇の合体)に当て、 おのおの春夏秋冬に配する
・旧約聖書『エゼキエル書』―ひとりは人面、ひとりはライオン、ひとりは牛、ひとりは鷲
この『エゼキエル書』はあからさまにカルデア人のパクリである、このユダヤの預言者はカルデア人の虜囚となっているときにこの書を記したため。

『ラフン』

創造神または天帝を信仰する一神教だったムー帝国だが、天帝の持ついろいろな力、恩恵一つ一つを象徴によって表そうとした結果、多神教のような印象を与えるのを恐れて行われた儀式のひとつ
“ひとつにしてすべて”“万物は神より来たる”という意味。

『リグ・ヴェーダ』(ヒンドゥー教)との関係

「すべての神と人との善き母たるマヤの女神と結ばれ給い、天帝なる知恵は仏陀の姿にて生まれ変わり給う」『リグ・ヴェーダ』第三節第二章



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